早くアイスコーヒーの淹れ方教えてよ!#19

みんな!元気にしてた?僕はいつも通り元気だけど、研究員たちはちょっとドタバタみたい。笑 一生懸命歓迎の準備してたみたいだからね〜。

それはさておき、今日は僕以外でも作れるアイスコーヒーを紹介するね。残暑になっちゃったけど、まだまだ暑さもあるから、参考にしてもらえるといいな。


こんにちは、茶谷順子です。

 

このコーヒーブログは、コーヒーのことが気になった時に見てもらえたらいいな、と思ってコーヒー好きの私がマイペースで書いています。

 

そしたら「アイスコーヒーの淹れ方を知りたい!」「 簡単なアイスコーヒーの作り方教えて!」との声が聞こえてきました。

 

確かにこの蒸し暑い時期、少しでも美味しく手軽に飲めたらリフレッシュできますよね。

 

というわけで、今回はアイスコーヒーの淹れ方をご紹介いたしま〜す!

 

前半でハンドドリップで淹れる急冷方式。後半で簡単水出しコーヒーの構成です。プレス式のアイスコーヒーは前回のブログをご覧ください。

 

アイス用のコーヒーのオススメは?


アイスコーヒーイラスト

絶対失敗したくない!一粒も損したくない!なんて思わず、柔軟に♪

「よし!豆を買うぞ〜!!」って意気込んできたのに、ずらっと並んだ棚の前で意気消沈。普段使ってないとどれを選べばいいのか、わかんないですよね。私もいつも買わないとこでは迷います。

 

結論から言うと、どの豆でも淹れられます。でも、ここではアイスに向いてる豆をご紹介します。

 

まず試したあとで、個人的な好みを探すと、より自分の好みがわかりますよ。

 

というわけで、

 

アイスに向くのは、深煎りの豆です。

 

挽き方は、プレス、ペーパーならそれぞれに合わせて。水出しで長時間浸すなら中挽きです!

 

 

まずは、ペーパードリップで急冷アイスコーヒー。


急冷アイスコーヒーはキリッとして、ジメジメした時期にぴったり。

ペーパードリップでのアイスコーヒーの淹れ方は、基本的にはホットと同じ。普段使っている器具で抽出できるので、手軽に作れます。

 

この淹れ方の特徴は、急冷です。その場で作るんです。作り置きを冷蔵庫から出して注がれるより、なぜあんなに魅力的なんでしょう。

 

氷を入れたグラスに直接抽出します。自然に冷めるのを待つのではなく、淹れながら冷やすと、味がぼやけません。

 

キリッとした味わいで、すっきりしたクリアな喉越しのコーヒーになります。

 

材料はイラストの通り。粉がいつもの2倍。あとは氷が必要ですね。

氷が溶けてお湯の代わりになるので、抽出量はいつもの半分でいいんです。

普段と同じ器具ですが、抽出の注意点が2つあります。

 

抽出スピードを気持ち細めに、ゆっくり。

 ホットよりも抽出量が少ないので、お湯がきちんと行き渡らない可能性があります。きちんと蒸らして、粉全体にお湯が行き渡るように注ぎましょう。

 

あふれないように!

→ 氷が入ったグラスなので、普段より早くカップがいっぱいになります。ゆっくり注ぎつつ、適量になったら素早くドリッパーを外しましょう。

 

音と香り。五感で楽しめるのが急冷の魅力!


コーヒーを味わえるのは喉だけじゃないんですね。

味もさることながら、抽出が楽しいのも急冷の魅力です。

 

熱々のコーヒーで氷が溶ける音。ホットなので、良い香りもふわぁっと部屋中に広がります。グラスの中にコーヒー液が流れ落ちる光景。

 

耳も、鼻も、目も楽しめる贅沢な淹れ方なんです!しかも淹れたて!!

 

楽しみながら美味しく味わいたい方には、ぜひやってみて欲しいなあ!

やっぱり気になる!水出しアイスコーヒー!

 

後半は、毎年人気の上昇してる感のある、水出しアイスコーヒーの作り方です。

 

人気の理由は、何と言ってもまろやかな味わいだと思います。熱を加えず、ゆっくり抽出するので、雑味が出にくく、香りも閉じ込め、澄んだ味を味わえます。

 

しかも8時間とか長時間じっくりかけたというのが、すごく贅沢な感じしますよね。名店のデミグラスソースみたいです。

 

でも実は、水出し麦茶を作るのとほぼ同じ感覚で作れちゃうんです!

 

喫茶店にあるような器具がなくても、ラップがあればできちゃうんですよ〜!是非お試しください。

 

作り方を8時間寝かす前と後で分けて紹介します。

粉や待ち時間はあくまで基本。徐々に自分好みに変えてもいいと思います。

作り方(前半)

  1. 容器にお水、コーヒー豆(深煎りで、中挽き)を入れ、よくかき混ぜる。1杯分 水:180cc 豆:20g (多めに作るのが基本なので目安として捉えてください。) 
  2. 時間が経つと分離してくるので、もう一度混ぜる。
  3. 空気をなるべく追い出してラップし、密閉して冷蔵庫で放置。

8時間待つ!

万が一倒れてもいいような蓋付きの容器に入れとくと安心です。

こんな感じで、なじませたら、あとは放置です。

 

いりことか昆布のだしが出るような感じですね。一晩じっくり寝かせておく間にコーヒーのだし汁が出るというと、なぜかおいしく感じませんが。笑

 

好みにもよりますが、8時間は寝かせた方が良いです。

 

見た目は濃いのでもういいんじゃない?と途中で取り出したくなりますが、ダメですよ。まだまだ薄いです。

 

せっかちな人は気を付けましょう!!私とか。

 

なので、夜寝る前に準備して寝ちゃいましょう。てな訳で、翌朝。8時間経ったとして仕上げに進みます!時間帯は夜から朝でなくて構いません。念のため。

 

まとめて作れるから、実は時短レシピ!


ドキドキします。ちゃんとできてるかな。

作り方(後半)

  1. 冷蔵庫から取り出し、フィルターで濾す。
  2. 最後の方はアクが出やすいので適宜廃棄する。
  3. グラスに注いで完成!氷は不要。

以上です。簡単なんですが、とってもまろやかで上品な味に仕上がりました。

 

お店で見るような器具も要らないし、抽出というステップもありません。なので本当に簡単に美味しく入れることができます。

 

一つだけ、注意したいことがあります。もともと水出しコーヒーは、アクの強い豆を飲みやすくしようと考案された方法。

 

だから、個性を強く感じたい!という時はこの淹れ方だとちょっと物足らないかもしれませんね。

 

その辺の特徴を知った上で使えば、すごく合理的な淹れ方だと思いま〜す。ただ、あまり演出効果がないので、もっと洒落っ気がある方がいい場合は、専門の器具を探すのもいいですね!

 

3つの淹れ方、結局どれがいいの?


豆が多すぎるんじゃ?との心配はご無用。氷も溶けるから最初に濃い目に作るんです。

なんだかとっても長くなってしまいました。最後まで読んでくれた方へのお礼に、前回のプレスでのアイスコーヒーの淹れ方も載せておきます。

 

みなさんのお好みのアイスコーヒーの淹れ方、見つかりそうでしょうか?3つの特徴をまとめておきます。

 

  • キリッと急冷で見た目も楽しみたいなら、ハンドドリップ。
  • 簡単に美味しく、飲みやすいのがいいなら、水出しアイスコーヒー。
  • 急冷なのにミルクと合わせられるようなどっしり感のあるのがいいなら、プレス!ですね。

 

私はプレスが一番好きだな〜。お好みの淹れ方見つかりますように。

 

注)このコラムは、茶谷順子の2017年8月11日付けBlogに本人が、加筆修正したものです。


 

ふう。皆最後まで読んでくれてありがと!試してみたい淹れ方見つかったかな?夏休みの宿題感覚で、時間のある時にトライしてみてね。僕は、実を言うと夏でもホット派だから、、、アレなんだけどね。んじゃまた〜。

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