エスプレッソの粉はいつ、どこで挽くの? #2

ども〜。Junta Coffee®にお越しの皆様。案内役のプレスだよ。今回は、エスプレッソマシン の相棒、「エスプレッソ用のグラインダー」について。相棒って響き、いいよね。どんな役割なのか、見てみよっかな。


 

こんにちは、茶谷順子です。コーヒーはお好きでしょうか?私は、好きです。

 

なのでこのブログでは、イラストで、コーヒーをおいしく入れるポイントとか、この機械はこうなんだよ。という興味のない人にはどうでもいいことをどんどん描いています。

 

好きな人は「ああ、わかるわ〜。」って思ってくれたら嬉しいな!

 

先ずは人気の割に分かりにくい、エスプレッソの機械についてです。どうぞお楽しみくださ〜い。

 

エスプレッソの豆は、専用のグラインダーで挽く!


 

大体、こんな感じのエスプレッソ用グラインダーが、エスプレッソマシンのすぐ横で、スタンバイしています。エスプレッソマシンとグラインダーがないと、エスプレッソを作るのは大変です!

 

エスプレッソ用のグラインダーには2つの部屋があります。分かりやすいように背景色で色分けしました。

 

上の黄緑色ゾーンの部屋では、豆の状態のまま。スイッチを入れると真ん中の刃で豆が挽かれ、水色ゾーンに落ちていきます。下の部屋に落ちていくときにはもう粉です。

 

鉛筆削りを縦にした感じって言えば分かりやすいですかね。

 

そして粉になったコーヒーが、定量ずつホルダーに出てくるようになっていて、それをポーターフィルターにセットして抽出します!

 

真ん中の刃は、エリザベスカラーのようなドーナツ型。

 

ここに刃がある!って書いてある内部にあるのがこんなパーツです。

 

ドーナツ型の沢山の刃が上下2枚セットでついてます。スイッチオンで、ギューーンって高速回転して豆をどんどん挽いていきます。この時、いい香りが一気に漂います!

 

臼で挽いてるのをイメージしてもらえると良いかな。

 

ちなみに、美味しいコーヒーの条件の1つに「粉の適正な粗さ」があります。この、刃の間隔を調整しながら粗さを整えているんですよ〜。

 

粗すぎると水っぽく、細かすぎると色は濃いのに雑味だらけのコーヒーになってしまうので、適正な粗さにするのはとっても重要です。

 

挽かれたら、下の部屋へ溜まっていきます。次は、いよいよ計量です。

 

計量スプーンは不要。カチャカチャするだけで定量が出てくる!

 

これは、下の部屋を少し上から見た絵です。部屋の中は更に放射状の小部屋に分かれています!

 

小部屋の下にはスプリングが入っていて、1度に出る粉の量を自分で設定するようになっています。

 

そしてレバーを引いたら、部屋の下でスタンバッているポーターフィルターに粉が入るんです!感動〜!

 

ちなみに2杯取りは2回カチャカチャってやりましょうね。

 

美味しいコーヒーの条件には「分量」も入ってます。1杯たった7gですから、1gでも大きな差!計量にはボクサー並みに気を使います。ボクサーの友達いないけど。

 

フィルターもちゃんと水平に!落とさない、こぼさない、汚さない。

 

挽いて計った粉をここで受けます。ポーターフフィルターは、実際は片手できちんと握って、もう片方の手で、レバーをカチャカチャッと引きます。

 

しかも、ポーターフィルターが固定できるようになっているんですよ〜。考えられてますね!!上のイラストに戻って固定軸をご確認ください。

 

そしてきちんと粉を平らにしたら、エスプレッソマシンに装着!の前にタンピングが待っていま〜す。

 

なにそれ?と思うかもしれないけど、だいたいこの辺からはお店でよく見かける光景かと思います。

 

粗さや計量チェックは開店前にしておくことですよね。つい長くなっちゃったのはそこが好きな行程だから。機械に愛着を感じるのは車やPCだけじゃないんですよね〜。

 

こうして書くと、ホルダーに詰める前にエスプレッソの半分は出来上がってるんですね。でも、これからも楽しいですよ

 

次回は「タンピング」について書こうと思います。興味ない人にはだいぶ申し訳ないですが、描くと決めたら楽しいな。エスプレッソ飲みたいな〜!

 

注)この記事は、イラストレーター茶谷順子の2017年4月11日付けBlogの転載です。


エスプレッソ用の粉は極細だから、ちょっとした変化にも敏感に反応するんだよね。今みたいな梅雨のシーズン、結構泣かされます。湿気に反応して同じ粗さでも抽出速度が乱れたりするんだよね。

 

おっと!そろそろ4分経ったかな?僕も完成した頃なので、ひと休みしようかな。ではまた次回ですね〜。ごきげんよう〜♪緊張したな!

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