エスプレッソマシンって火にもかけられるの?(後編)#13
皆、こんちは〜!今日はあの超合金風の直火式エスプレッソメーカーの後編だよ〜!どんな変身をするのかな?あ、別に超合金じゃないか。失礼。つい、主観が出ちゃった。
こんにちは、茶谷順子です。コーヒーはお好きでしょうか?私は、好きです。
なのでイラストで、コーヒーをおいしく入れるポイントや、この器具の特徴はこうだよ〜。という、興味のない人にはどうでもいいことをブログにしました。
今回はエスプレッソ直火式の後編です。前編では電動のマシンとの違いについて書きました。今回は、実際に淹れる手順編です。
直火式の特徴を、簡単にお分かりいただけるように書いていきま〜す!
上・中・下。パーツは3つに分かれます。
まずは、3パーツの役割の確認。イラストのように、3つに分かれるんです。1つずつ確認しましょう!左から順番にいきますね。
下・フラスコ部分:お水(お湯でも可)を入れます。
真ん中・バスケット部分:コーヒー粉(深煎り・細挽き)を詰めます。
上・ポット部分:湧きあがったコーヒーが抽出されてきます。逆流はしません。
この3パーツに材料を入れ、組み合わせた状態で、コーヒーを抽出していきます。
エスプレッソだから、沸いたら一気に完成しちゃう。
では、淹れ方の手順です。
1.下の部分に分量の水を入れます。
量は飲みたいデミタスカップで測ると安心です。安全弁(外側に付いてます)よりは入れすぎないように。
2.真ん中部分を下に差込み、粉を入れます。
粉は器具にセットするか、安定した状態で入れましょう。タンパー、計量スプーンの背などを使って、平らに、かつ固めにぎゅっと詰め込みます。電動マシンのタンピングに近いイメージです。
3.上部をきちんとはめ込みます。
緩みがあると、蒸気が漏れてしまいます。キュッと、閉めてあげましょう!
4.火にかけて沸騰するのを待ちます!
器具が小さいので、そのままだと不安定な時は、安全に沸かせるよう、五徳か焼き網に乗せて沸かしましょう。
少量なので結構すぐに沸いてきます!よそ見しないでくださいね♡
5.下のノズルから昇ってきたお湯が、シャワーヘッド状の穴から粉を通過して、一気にコーヒー液へと変身します。
ポット部分にもノズルが付いています。真ん中部分を通過したコーヒー液は更に上昇します。
6.噴水のように湧きあがったコーヒーが抽出されてきます。
抽出が終わったかどうかは目視できないので、音の変化で判断し、火を止めてくださいね。アナログな?五感を駆使した感じで?抽出完了です!
こんな感じで一気に抽出完了します。細かい技術は一切必要ありません。
火にかけて、沸騰したら空焚きになる前に止める。以上です。
出来上がったコーヒーは、しっかりビターで、お砂糖との相性も良く、午後のひとときにぴったりです。
気軽にエスプレッソを楽しむのに、とってもお勧めな理由がわかってもらえたら嬉しいです。
選べない!可愛いデザインがたくさんあるのも特徴です!
コンパクトで簡単なのに、美味しく淹れられる、直火式エスプレッソメーカー。気に入っていただけたでしょうか?最後に、私がいいなあと思うもう一つの理由を書いておしまいにします。
それはデザインの豊富さです。
基本的には縦長のシルエットですが、可愛かったり、カッコよかったり、動物をイメージさせるような、色んなテイストが揃ってるんです。
日常生活に溶け込んでいるから、こんな豊富なんだなあって思います。
私はALESSI(アレッシイ)社のテーブルウエアが大好きで、このイラストの幾つかも『アレッシイの世界』という本(光琳社)を見ながら描きました。中でも、故アルド・ロッシさんのが一番好きです。
好きな器具で、美味しいコーヒーを淹れて、ホッとする時間を楽しむ。
この単純さが好きだし、きっとこれからも大事です。そんな時間を、共有できる人が増えたら嬉しいな〜。ってこの回を書いていて思いました。
今度は何を書こうかな。次回もお楽しみに〜。
注)この記事は茶谷順子の2017年6月12日のBlogを、本人が加筆修正したものです。
どうだった?なんて自由なんだろう。使い方はアナログだけど、このデザインの豊富さがメカっぽいし、ついあれもこれもって欲しくなりそう〜!直火でいけるから、キャンプのお供にどれか連れて行こうかな。その時は、順太君にもカップとして活躍してもらおうっと。