春なので、旅立ちの一杯について #47

皆さんこんにちは!お馴染みのコーヒーブログです。(ポットとプレスコンビはお掃除されててお休みです)

このブログは、コーヒータイムを美味しく楽しみたい人に向けて描いています。

今回は、「春のカフェの光景」を描いた回のRe-Postです。少しずれてしまったけど、年度末はこんな感じだったかな?

 

サービスする側なのに、泣けてきちゃう。

お客様と店員さんの前に、人としての会話があるって素敵だなと思います。

この時期、よく見かけますよね。

バイトしていた学生さんが卒業しちゃう光景。常連さんや、店員仲間が集まってきてその子をねぎらう様子。電車の中でも「私アルバム作成担当なの!」と嬉しそうに話してる人を見たことがあります。

 

このお姉さんは、新社会人になる、ちょっと不安なバイトさんの心を察して、大変なこともあるけど社会人は楽しいことの方が多いよ。と優しく話しかけてあげてました。

 

見てるこっちまで、涙が出そうになりました。

 

もう、お代はいいです。って言いそうになりますね。先払いの店でしたけど。

 

いつもの。だけど最後の。

 

オーダーはわかっていても、ちゃんと言ってくれるのが嬉しい。

こちらは、常連さんがもう、しばらく来れなくなってしまうという時。

 

いよいよだなと思いつつ、また来てくれたりして、また会えた!と一期一会を噛み締めます。

 

大した話はしないのに、顔が見れるだけで嬉しいんだから幸せな事です。

 

お客さんは、自分にだけのカスタムな接客をしてくれるお店に落ち着きを感じ、会話や食事を楽しんでくれます。

 

いつでも馴れ馴れしくすればいいとか、飛び道具を使うのではなくその人にあった接客をしてくれるお店に、来てしまいます。

 

いつものが、いつまでもは続かないという寂しさと、出発の清々しさ。

本当に美味しく楽しむコツはこれ。

あら、今日でしばらく来れないんですって。

 

でも最後の一杯を作れる!とか、ここで飲んでから行こうと思いあえるってすごくいいと思います。

 

本当に、コーヒーを美味しく楽しむコツは、大好きな場所を見つける事。

 

上達するのは、美味しく淹れてあげたい人を見つける事。

 

それは、お店である必要は全くなく、家でも職場でもどこでも同じです。

 

普段は作れるのに、変に緊張したのかな?待ってくれるってさ。

そしたらほら、なんとしても、美味しいのを作ろうと思うし、ちょっと待ってもいいよ。って思ってしまう。

 

このドリンクを持って向かった先で、新しい日々を楽しめますように。

 

新年度、皆様に良い出会いがありますように。

 

 

※この記事は、2018年4月3日の茶谷順子のブログをリライトしたものです。

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