サイフォンを勉強してみよう!(後編)#16
どうも〜。なんと今週から11月だよ!あっという間だね。昨日は文化の日。何か文化っぽいことした人いるのかしら?
僕は、もちろん、野山で遊んでました!野生児なんだよ〜〜。さ、それはさておき、サイフォンの後編をどうぞ〜。
こんにちは、茶谷順子です。コーヒーはお好きでしょうか?私は、好きです。
ここはコーヒーをおいしく入れるポイントや、この器具の特徴はこうだよ〜。という、興味のない人にはどうでもいい、趣味度満開ブログです。
今回はサイフォンについて。私、サイフォンのコーヒーは珈琲館で時々飲みますが、実際に使ったことはないんです。
なので今回は、淹れてる様子を見聞きし、調べて感じたことを書きます。
後半は抽出過程について、大まかに紹介します!どうぞご一緒に〜。 参考図書:コーヒー&エスプレッソの教科書(旭屋出版)
沸騰したら、見る見るうちにお湯がコーヒーに変化!
フラスコのお湯が沸いてきたら、ロートをまっすぐにはめ込みます。割らないように、丁寧にセットします。その後、管を伝ってお湯が上昇し、ロートに入ってきます。
これぞまさに、「サイフォン」ですね。
勢い良く昇っていくお湯がコーヒー粉を通って、褐色の液体に変化していきます!
攪拌は、コーヒーとの大事な会話の瞬間。
昇ってきたお湯は、タイミングを見ながら1度目の撹拌。コーヒー粉と混ぜ合わせます。
ロートの中で触れ合う時間は浸透、フラスコに戻る過程は、濾過。2つの方式を用いてるのも、サイフォンの特徴のひとつです。
少し時間を置いて2度めの撹拌。雑味が出ないように気をつけます。
この行程意外なほどあっという間。優雅に淹れてると思いきや、抽出時間そのものは1〜2分です。
ちなみに、攪拌のタイミングや方法は、お店によって違います。
攪拌は、理想の味を作る大事なポイントです。集中!
ゴールイメージは、イラストのように三層、更に細かい層になるように撹拌してるところが多かったです。
撹拌には独自のヘラを使う方もいて、こだわりを感じられました。
道具は大事な仕事仲間ですから、納得です。
熱源を落とすとあの光景!ドキドキの瞬間。
その後、過抽出にならぬよう見極めたら、ランプまたはガスを止めます。
温度が下がり、ロートのコーヒー液が一気にフラスコに落ちてきたら完成です。これもよく見る光景ですね。おお〜ってなります。
抽出後のコーヒーはドーム(山)状に残るのが理想なんだそうです。
抽出後の状態で出来不出来が推測できるのはドリップやエスプレッソと同じですね。粉やお湯の量もまちまちだったのが印象的でした。それは、各自出したい味が違うから。
そうやって、自分の好きな味を突き詰めていけるのが、サイフォンの醍醐味なのかな、と感じました。
自分好みの味を探したいなら、サイフォンがおすすめ!
まちまちとはいえ、全般的にはあっさりめの上品な味わいが多いようです。
その味を出すために、一つ一つの行程にちゃんと意味が込められているんですね。
サイフォン越しの店員さんの、真剣な眼差しの意味も、少しわかった気がします。
サイフォンについては以上です。ぜひ、研究熱心な方は、トライして欲しい淹れ方です。奥が深いですよね!私は、やっぱり割りそうなので、サイフォンに関しては、見る側でいようかな。と思いました!
注)このコラムは、茶谷順子の2017年7月11日付けBlogの再掲です。
はぁ〜、うっとりしちゃう素敵な器具だったね。理科室にいるみたいな感覚になるけど、それもまたいいんだよね!
さて、突然だけど次回は僕の代わりに別のアイテムが進行役をするから、お楽しみにしててください!誰だろうね〜。