カプセルコーヒーなのに、ドリップ?「DRIP POD」/#87
こんにちは。イラストレーターの茶谷順子です。このブログは、コーヒーをもっと気軽に楽しむためのヒントを、イラストを交えて紹介しています。
今回は、宿泊先のホテルで出会ったカプセル式コーヒーメーカー、「UCC DRIP POD(ドリップポッド)」の使い方と特徴をご説明します!カプセルは勿論便利ですが、更にペットボトルをタンクの代わりに使える形状が面白かったです。
後日検索すると「ホテルの客室などにも便利」って書かれてます。販売会社のサイトがありました。
確かにそうですよね。わざわざ外に行かなくても美味しいコーヒーが飲めるなんて、幸せ。事前に部屋にコーヒーメーカーがあるとは知っていたのですが、想像以上に楽しめました。疲れて部屋に着いたのに、気になって元気になってしまいました。笑
どんな作りなのかな?ウキウキしながら、仕様を確認。
こちらが、本物です。カプセルタイプなので、1杯どりですね。普通ならサーバーが置かれている部分にカップをセットします。そこよりも私がおお!と思ったのは背面。
ペットボトルを差し込める設計になっています。
タンクにお水を注ぐ手間や計量も不要。しかも衛生的!素晴らしいですね。
そしてコンパクトなサイズも魅力的。今回のペットボトルは500mlなので、おおよそのサイズがイメージできるのではないでしょうか。決して高級ホテルに宿泊したわけではないので、省スペース設計なのだな〜。と実感しました。
そりゃ、広々したホテルにも泊まってみたいですけど。(心の声)
ワクワクしながら、抽出スタート!!
抽出は、カプセルを入れて、上部の操作パネルで電源、味のタイプなどを選んで、抽出ボタンを押すだけ。すると、10秒もしないうちに抽出がスタートしました!
昔ながらのコーヒーメーカーはお湯が沸くまで少し時間かかりますよね。そして最近のカプセルマシンも結構ウィ〜〜〜ンって、うるさいですよね。
このマシンはすぐに適温になり、そして静かでした!!!
と、一人驚く私を置き去りにして、あっという間にコーヒーが抽出されてきました。良い香りです。もちろんお味は美味しかったです♡ 淹れ終わったあともカプセルなのでゴミ箱に捨てるだけで、完了なのです。洗い物なし!
しかも、余ったお水はペットボトルにそのまま残っているので、普通に飲むことができます。またコーヒーを飲みたくなればセットすればいいし。あ、この時はやってませんが、口飲みした後は衛生面的に、セットしない方がいいかもしれませんね。
カップ下の受け皿の穴の形、気づきましたか?コーヒー豆の形にデザインされてるんです!こんなとこまでもオシャレ!!!
カプセルについて。
この器具は、「DRIP POD(ドリップ ポッド)」と言う名前の通り、ドリップコーヒーを入れる機種です。他にもカプセルタイプのマシンはエスプレッソのタイプもあり、そちらは圧力をかけて抽出します。ネスプレッソとか。
ですが、こちらはあくまでも「ドリップ」をカプセルにしたものでした。カプセル自体も確かにエスプレッソタイプより大きく、少しカサカサと音がするくらい、空洞があります。(エスプレッソタイプは細かなメッシュでミチミチに詰め込まれている印象です。)
なんと、その空洞で「蒸らし」を行っているんだそうです。感動〜〜〜!機械になっても大事なところは省かないんですね。手仕事の良さをきちんと理解してカプセルに閉じ込めてるなんて、なんて素敵なんでしょうか。
エスプレッソとドリップは別物ですから、同じ形状にすべきじゃないのは当然ですが、目に見える形で、そのこだわりを感じられました。
コーヒーだけでなく、紅茶、日本茶も対応していました。この日は数種類でしたが、色々な味のラインナップがあって飽きないようになっているようです。後日知ったのですが、このホテルお勧め型とは別で、従来のように背面タンクがあるもの、カプセル以外にもフィルターをセットしてレギュラーコーヒーの抽出もできる型も販売されているそうです。
いいですよね。幅広い楽しみ方ができて、味にも拘ってるなんて。
コーヒー器具はなかなか他所で使う機会がないので、偶然こんな素敵な器具に出会えて、嬉しいご褒美をもらった気分になりました!
おかげで、翌朝早く起きて近所のコーヒーショップに行くのは取りやめて、ゆっくり二度寝をしてしまいました!今、確認のためにサイトを見ているのですが、うっかり買ってしまいそうで、とっても危険です!笑
また、どこかで、使ったことのない器具を使える機会があったらいいなあ。と言うわけで、今回はUCCドリップポッドの特徴と感想をお伝えしました~。やっぱななんだかんだ、UCCはすごいなって思いますね。
※この記事は、2020/5/13の茶谷順子のブログを本人が加筆修正したものです。